Research Memo 067

組織理論のOS–アプリケーション比喩 ― 戦略と体制・OS強度の関係


■ 定義(対応関係)

戦略 = アプリケーション
必要体制 = ミドルウェア/実行環境
OS = 基盤(創業OS/守成OS)
OS強度 = 処理能力・安定性
環境状態 = 外部条件(負荷・バージョン要求)

■ 基本構造

アプリ(戦略)を動かすには

対応する実行環境(必要体制)が必要

それをOSが支える

■ 核心

👉 古いOSで新しいアプリは動かない


これを組織に当てると:

新しい戦略

それに必要な体制

それを支えるOS

■ 不具合の種類(かなり重要)


■ ① 体制不足

アプリはあるが実行環境がない

👉例:

  • 重工業なのに資本管理がない

■ ② OS強度不足

実行環境はあるがOSが耐えられない

👉例:

  • 統制はあるが維持できない

■ ③ 環境不適合

外部条件が厳しすぎる

👉例:

  • 戦時で要求が急激に上昇

■ Insight①

👉 戦略は「インストール」できても、実行できるとは限らない


■ Insight②

👉 組織の限界は「戦略」ではなく「実行環境」で決まる


■ Insight③(核心)

👉 崩壊とは「アプリが落ちる」のではなく「OSが処理できない状態」である


■ 鈴木商店での完全対応


■ 戦略(アプリ)

  • 造船(重いアプリ)

■ 必要体制(実行環境)

  • 資本管理
  • 統制
  • 国家接続

■ OS

  • 既存の商業体制

👉結果:

アプリ要求 > OS+実行環境

👉クラッシュ


■ 一行まとめ

👉 組織とは「戦略というアプリを、体制とOSで動かすシステム」である

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